グッドデザイン賞受賞のデザイナーズ
ガラス張りの水回りと窓際の光が、この部屋の主役です。
都営大江戸線「牛込柳町」駅から歩いて6分。静かな住宅街の中に、白い外装の端正なマンションがすっと立っています。樹々の間から見上げると、水平に走るルーバーが建物の輪郭を軽やかに見せていて、都心にいながら少し呼吸が深くなる場所です。
室内でまず目を引くのは、ガラスで仕切られた浴室。水回りを見せる大胆さがありながら、白壁とダークな床がきりっと収めてくれるので、ただ派手なだけではありません。間取りは約8.8畳のワンルームですが、ベッド側と居住側が自然に分かれる形で、手前に2人掛けソファ、窓際にローテーブルという置き方が素直にはまりそうです。
この部屋の面白さは、引き戸の開け閉めで空間の表情が変わるところ。入口から奥まで視線が抜けると広く感じ、閉じれば寝る場所と過ごす場所の輪郭がきれいに立ち上がります。壁面の収納も頼もしく、服や日用品をしまっておけば、8畳台でも床を広く使えます。ワークデスクを一つ足しても、まだ動線に無理が出にくいのもいいところです。
牛込柳町や市ヶ谷の落ち着いた空気が好きで、普通の1Kでは物足りない人にはかなり刺さるはず。ひとり暮らしを少しだけ特別にしたい方、家具の配置まで楽しみたい方に向いています。派手に見えて、暮らしは案外まじめ。そんなバランスがちょうどいい一室です。





















