窓をあければスカッとしたテニスボールの跳ねる音
部屋は2階だけれど、入り口は一階にあります。
一番目の玄関を開けて白い石の階段をのぼると、広々としたポーチが出迎えてくれる。
バルコニーのないタイプの部屋なので、洗濯物などはここで干すことになる。
第二の玄関をガチャっと開けると、
もうテニスコートが見えそうなくらい目いっぱいの窓。
かけよって窓をあけてみると、すぐ目下で清々しい汗を流しながらラリーが続いている。
周辺を少し走ったり汗をかきたくなるような衝動にかられる自分がいました。
玄関を入ると右一面は収納。洗濯機置き場もこの中に。
ある程度見せたいものだけを見せて、生活感を最小限に暮らすことができそうです。
コンクリ打ちっ放しの壁面に、フローリングと白い壁面。
それにたっぷりの日差しのバランスがよくて。
冷たくもないし温かくもないような、フラットな空間。
この空間をどうしようかと想像をふくらませていると、どこまででも時間が過ぎていきそう。
キッチンはシックな仕上がり。
バストイレはユニットだけれど、扉をあけるとガラス張りになっているので狭苦しい感じはしません。
総合してほどよくデザイナーズな感じが良い。
肩肘はらずに、アクティブに生活したくなるような雰囲気です。
にぎやかな商店街を早々に抜けて、駅からたったの7分でこんなゾーンに出会えるんだな、学芸大学。
外観も存在感があって、こだわりを感じました。
それでは、テニスコートの前で会いましょう。